私の仕事&1DAY
新規ビジネスエンジニア
東京支社 BSX事業部
インターナショナルビジネス学部 金融専攻卒 2015年入社
T.N
システムサポートを選んだ理由
海外にチャレンジできる環境が決め手私は社員数が500~1000名程度の規模の会社を対象に就職活動をしていました。アメリカの大学に通っていたため、日本で就職後も何らかの形で海外に携わりたいと希望していて、規模が大きすぎない会社であれば入社後1~2年目でもそのチャンスがあるのではと考えたのです。システムサポートに興味を持ったきっかけも「シリコンバレーに進出している」という点でした。
私は文系なのでエンジニアとして就職することへの不安は大きかったですね。けれどシステムサポートでは文系出身の先輩社員との面談の機会を設けてくれ、研修や先輩からのフォローが充実しているという話を聞いたので安心しました。また面接官や先輩社員が親身になって私の話を聞いてくれて、入社後も自分の意見を言いやすそうだと感じたのも入社を決めた理由です。
現在の仕事内容
アメリカ発のクラウドサービスにエンジニアとして携わる「ServiceNow」というクラウドサービスを導入するお客様に対し、導入のサポートやカスタマイズを担当しています。「ServiceNow」は日本での知名度はまだ低いかもしれませんが、グローバル企業を中心に急速に導入が進んでいるアメリカ発のサービスです。システムサポートはシリコンバレーの拠点のリサーチでいち早く「ServiceNow」の情報をキャッチし、会社として新規事業という位置づけで力を入れて取り組むことを決定、日本国内のお客様に導入を進めています。
「ServiceNow」は簡単にいうと総務・人事・情報システム部門の仕事を管理するツールです。私は「ServiceNow」を利用されるお客様のご要望に合せて必要な機能を実装するといったカスタマイズを担当しています。今は主にポータル画面の構築を担当していますが、すべてのコーディングを自分だけで行うのはまだ難しいので、先輩のサポートを受けながら進めています。
「ServiceNow」に関する資料は基本的に英語で、エンジニアはその資料を使って仕事をすることになります。また「ServiceNow」の資格試験も英語です。私がスムーズにこの仕事に慣れ、2つ目の試験において社内で最初に合格することができたのは、英語に抵抗感がなかったことも理由だと思っています。
心に残っている出来事
ラスベガス研修で、世界各国のエンジニアたちと一緒に学ぶ入社後ちょうど1年が過ぎたころです。アメリカ・ラスベガスで実施された「ServiceNow」の研修に約1週間参加しました。参加者が1万人を超える大規模なものです。私はその中で自分の担当する分野の新機能の調査という目的で、関連するクラスを選んで受講しました。この研修では、新機能への理解を深められたことはもちろん、世界各国から集まった参加者と情報共有ができたのが私にとって大きかったです。参加者同士で「ServiceNow」の新機能や疑問点についてじっくり会話することができ視野が大きく広がったと感じました。
将来のビジョン
ワールドワイドで活躍したい、そのために今できることをする日本だけでなく世界中を飛び回わる、というのが私の将来像で、そのためになにをやらなくてはいけないかを考えています。その視点からするとコーディングは、IT業界で働くうえで身に付けたいけれども極めたいところではありません。将来は漠然とですが、コンサルタントや営業などさまざまな人とワールドワイドで関わるような仕事をしたいと思っています。
Message
なるべく多くの会社を見て視野を広げてほしい私はシステムサポートの最終面接を受ける前に、他の会社の社風や仕事内容を知るためになるべく多くの会社を回りました。そのうえで、自分にはやはりシステムサポートだと思って最終面接に臨みました。自分で「ここだ」と思う会社があっても他の会社も見ることで、その判断に間違いがないという確信が持てるかもしれないし、逆にここじゃないという気付きを得られるかもしれません。いろいろな会社を見て回れるのは就職活動中だからこそのことなので、広い視点で会社を選んでほしいと思います。
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6:00
起床
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8:50
出発。今日はお客様先に直行。お客様先は自宅に近いので普段よりゆっくり出発
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9:40
お客様先に到着、打ち合わせ
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12:00
昼食
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13:00
支社に戻ってきて作業
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19:00
終業
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20:00
自宅最寄り駅の駅ビルでショッピング
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21:00
帰宅
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23:30
就寝
データベースエンジニア
東京支社 インフラソリューション事業部
専門学校パソコンネットワーク科卒 2014年入社
K.N
システムサポートを選んだ理由
若くても重要な仕事を任せてもらえる環境専門学校でネットワークを専攻していたため、IT関係に絞って就職活動をしていました。システムサポートのことは学内合同企業説明会で知り、継続して売上が成長している点にまず興味を惹かれました。そこでシステムサポートの先輩社員との座談会に参加してみると、話した社員が自信を持っていきいきと仕事をしている様子が伝わってきました。その社員がまだ入社2年目だと聞いて驚いたほどです。この会社なら若いうちから重要な仕事を任せてもらえるのではと思い、システムサポートを志望するようになりました。
現在の仕事内容
Oracleデータベースのスペシャリストとして取り組むデータベースエンジニアとして、Oracle データベースの構築や、構築された後の保守運用支援を担当しています。私が担当することが多い小規模な構築の案件の場合、2~3名がチームとなり、まず社内で検証を行うことからスタートします。OSやサーバーなどによってはOracleデータベースのバージョンによってバグが出てしまう場合があるからです。そして問題がないことが分かってから、実際にお客様先で構築に取りかかります。小さい案件であれば1~3ヶ月で完了することが多いですね。
私が担当する案件では、特に中小規模のお客様だと、お客様側にOracleデータベースの専門家がいらっしゃらないケースも多くあります。その場合どうしてもお客様にこちらの作業の難易度が伝わらないため、バグやエラーが出てしまうと「なぜ解決できないのか」といった不信感につながってしまうことがあります。このため心がけているのは、普段からお客様に丁寧な説明を行い良好な関係を築いておくことです。そうすることで万が一トラブルがあっても、私たちを信頼いただき作業を任せてもらえるからです。
心に残っている出来事
緊急のトラブルに初めて1人で対応、復旧させた弊社のサービスで、お客様のOracleデータベースの障害やメンテナンスにチケット制で対応するものがあります。私が入社3年目の春、そのサービスでお客様から「データベースが立ち上がらなくなった」という緊急の問い合わせがありました。先輩エンジニアがちょうど全員不在で、上司の指示で初めて自分1人で対応することに。緊張しながら1人でお客様先をご訪問し、お客様数名と一緒に会議室にこもって作業することになりました。原因究明は大変でしたが、幸いにしてデータベースの観点からは難しいトラブルではなく、およそ3時間後にデータベースは無事復旧。お客様からは「対応が早くて助かった」というお言葉をいただきました。初めて伺ったお客様のデータベースのトラブルを、なんの準備もないまま解決しなくてはいけない、という状況で結果が出せ、自分の力に自信を持つことができる出来事となりました。
将来のビジョン
技術を磨きながら、リーダーとしても活躍したい今は先輩と一緒に仕事をすることがほとんどですが、技術面は経験を積むことで少しずつ自信が芽生えてきました。そろそろ自分1人で案件に対応できるようになりたいと思っています。次のステップとしてチームをまとめるリーダーになるためには、今の自分ではスケジュール・メンバーの管理やお客様の対応といった面が未熟と感じているので、伸ばしていきたいですね。
また、今までは比較的小規模な案件を担当することが多かったのですが、最近、保険会社の大規模な案件に携わる機会がありました。それがきっかけで、いくつものチームをまとめてプロジェクト全体の進行を管理するプロジェクトマネージャーの役割に興味を持っています。今後は「もし自分がプロジェクトマネージャーだったらどう進めるか」という視点も持ちながらプロジェクトにかかわっていきたいと思っています。
Message
「自分が何を大切にするか」という軸を持ってほしい新卒という立場で会社を見て回る機会は、就職活動が最初で最後です。会社を選ぶときには「自分が何を大切にするか」を意識してほしいと思っています。そのうえでさまざまな会社を見て、自信を持って「この会社」といえるところを選んでほしいですね。就職活動は大変なことが多いと思いますが、会社をフラットに見ることができる唯一のチャンスだと思ってがんばってください。
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6:30
起床
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7:30
出発
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8:30
出社。メールチェック、前日の振り返りからスタート
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9:00
先輩と進捗の確認を行う。今日どこまで進めるかを打ち合わせて、検証作業開始
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12:00
昼食
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13:00
午前中に出たエラーについて先輩に報告を行い、検証作業の続きに取り組む
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18:00
終業
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20:00
帰宅。テレビで野球観戦
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24:00
就寝
ERPコンサルタント
東京支社 ビジネスコミュニケーション事業部
大学院 地域経済システム研究科 修了 2008年入社
H.T
システムサポートを選んだ理由
ITに社会インフラを支える可能性を感じた大学院時代の研究を通してプログラムに触れ興味を持っていたことをきっかけに、IT業界に絞って就職活動をしました。ITは将来的にはもっと社会インフラを支える存在に成長するだろうと感じていたことも理由にあります。その中でもシステムサポートは会社として成長を続けていること、また面接を通して社内の風通しが良い雰囲気が伝わってきて一緒に仕事をする実感が持てたことが理由となり、入社を決めました。
現在の仕事内容
企業活動の根幹であるシステムを支える販売・在庫購買管理、人事管理、会計管理など企業の基幹業務の一元管理を目的とした「ERPパッケージ」と呼ばれるソフトウェアがあります。私はその中で、ドイツのSAP社が開発・販売している、世界シェアトップの「SAP-ERP」というソフトウェアを専門にして、導入時のカスタマイズや構築されたシステムの保守運用支援を行っています。ERPパッケージで構築されたシステムは規模が大きく複雑なため、導入やその後の改修、保守運用には私たちのような専門知識を持ったERPコンサルタントが必要とされているのです。
ERPは「基幹システム」と呼ばれるように企業の根幹を支える役割を持っており、それがないと企業活動が成り立たなくなる重要なシステムです。「SAP-ERP」を導入しているのは大企業が多く、私はお客様先(ユーザ企業)に常駐して、お客様企業の情報システム部門や情報システム子会社の方たちと一緒に仕事をしています。開発であれば数ヶ月、保守運用支援であれば2~3年というスパンでプロジェクトに携わることが多いですね。
ERPコンサルタントの特徴の一つは、システムの知識だけでなく業務に関する知識が求められることです。またシステムの運用は各企業の業種、業態によって異なります。私は販売管理を専門にしていますが、販売業務の形態は企業の特色がもっともよく出る部分ですので、ユーザからの要望も多種多様です。それらに柔軟にお応えできるように絶えず勉強し、仕事に活かすようにしています。
心に残っている出来事
ひとつの失敗が品質についての考えを変えた入社して2~3年経ち、プログラムをある程度マスターしてシステムについての理解が深まってきた時期のことです。すでに動いているシステムの機能追加のための改修の案件で、私は詳細設計・実装・単体テスト・結合テストなど開発工程のメインの担当者として携わりました。私が改修した部分は無事に完成し本番リリースしましたが、その直後、システムのうちそれまで正常に動いていた他の部分が動かなくなっているとユーザ企業の方から指摘がありました。急いで調査してみると、原因は私が改修した部分が影響を及ぼしていることだと判明。しかし自分ではリカバリーする知識がなく、結局、上司にすべて直してもらう事態となりました。お客様にも上司にも迷惑をかけてしまい大変落ち込んだことを覚えています。
この反省から、品質に関する考えを改めました。システムの改修はプラスで機能を追加するものなのだからマイナスがあってはならず、「システムがすべて正常に動くことが品質」だと意識するようになりました。自分が任された部分が全体に与える影響を自覚して、万が一ミスがあったとしてもそれをリカバリーするところまで含めて品質だと心がけています。
将来のビジョン
お客様のサポートを通じて社会に貢献したい「SAP-ERP」を導入しているお客様には、たとえば電気・ガスや道路などまさに公共インフラを支えている大企業もいらっしゃいます。そのように社会に大きな影響を与えるお客様と一緒に仕事をすることで、間接的にではありますが社会に貢献していきたいと思っています。また私は最近、社内で新入社員などに対するSAP-ERPの技術研修の講師を担当する機会もあります。今は自分が縁の下の力持ちとしてシステムを支えていますが、多くの優秀なコンサルタントが育つ環境を整えて一緒にがんばっていけるようにしたいですね。
Message
「会社」ではなく「自分が何をやりたいか」を基準に選ぶ世の中には無数の会社がありますが、就職活動では会社ではなく「自分が何をやりたいか」を基準として選ぶことをお勧めします。大きな会社に入ったことを自慢するのではなく、自分がしたことを自慢できるようになってほしいと思います。そしていずれは会社だけではなく社会に貢献できる人になってください。
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6:30
起床
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7:30
出発
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8:30
出社。メールチェック
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9:30
社内で新人研修の講師を担当
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12:00
昼食
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13:00
現場へ移動。現在のお客様の現場は自社から徒歩5分。ここでもメールチェックや打ち合わせを行う。
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16:00
支社に戻ってきて作業
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18:00
終業
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19:00
帰宅 資格試験の勉強に取り組む。
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23:00
就寝
システムエンジニア
大阪支社
専門学校システムエンジニアコース卒 2015年入社
Y.K
システムサポートを選んだ理由
面接で初めて自然体で話せた専門学校の友人がシステムサポートに面接に行ったと聞いたのが、システムサポートを知った最初のきっかけです。その友人が面接官の感じが良かったと話していたので興味を持ち、私もシステムサポートを受けてみました。就職活動をしていて他の会社の面接では話しづらいと感じることも多かったのですが、システムサポートの面接は雰囲気が良く、前もって考えてきたことを話すのではなく自然体で臨むことができました。一緒に働く人も重要な要素だと思っていたので、自分が一番リラックスして話すことができたシステムサポートを選びました。
現在の仕事内容
お客様に合せてパッケージソフトをカスタマイズする現在は大手システム開発会社に常駐し、その会社の連結会計パッケージソフトウエアを利用されているお客様に対する運用支援を行っています。システムサポートからは私を含め5名が参画していて、私の担当は帳票の設定や処理の変更などです。
仕事は大きく分けて2つあります。一つはお客様の年間のスケジュールに基づいたプログラム改修です。たとえば会計制度の変更が予定されているのでプログラムをそれに応じて改修しなくてはいけない場合、スケジュールを逆算して改修作業を進めます。またこの他に、そのソフトウエアを導入されている企業の方からの操作方法などの問い合わせにも対応しています。
改修は、まず開発環境で開発を行い、検証環境でテストをして問題がなければお客様の本番環境で動かす、という流れです。それぞれの環境は条件が異なる場合もあるため、開発環境ではうまく動いたのに検証環境では動かない、といったことは頻繁にあります。自分で作り込んだプログラムが、どの環境でもうまく動いた瞬間はやはりうれしいですね。
心に残っている出来事
自分が開発にかかわったシステムが現実に動き出した瞬間入社1年目に運送会社様向けの配送システム開発案件に携わりました。私は表示部分の開発を担当することになり、仕様変更の影響でタイトなスケジュールとなったものの、なんとかテストを終え無事に納品までたどり着きました。
開発時は仮のデータを入れていましたが、お客様が実際に利用を開始すると、当然、本物のデータをシステムで扱うことになります。つまり「ここで車両が故障しているせいで配送が遅延している」といった現実で起きていることがグラフでリアルタイムに表示されるのです。頭では分かっていたことですが、自分の携わったシステムが本当に動き出したことを実感した出来事でした。
将来のビジョン
開発もインフラもできるオールマイティなSEに現在担当している案件では、開発やインフラなどで担当が分かれていますが、私はいずれどれもできるようになりたいですね。周りを見ていてもそういう人は重宝されると感じています。また、私は父がSEなので、よく2人で仕事の話をします。SEはずっとプログラミングだけをやるのではなくてもっと視野を広げた方が良いという父の意見に影響され、私も将来は営業やコンサルタントの道に進みたいと漠然とですが思っています。このためにはお客様の立場をもっと理解できるようになりたいですね。
Message
仕事が大変でも環境が良ければ働くことは楽しい私が就職する前に持っていた仕事のイメージは「とにかく大変」というものだったので、自分の得意な分野の仕事に就きたいと考えていました。でも就職をしてみると、仕事をする環境の良さも重要だと実感しました。仕事自体が大変でも、人間関係や社風、雰囲気などが自分に合っていれば意外と楽しくやっていけるものです。就職活動ではぜひいろいろな会社を見てほしいと思います。
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6:00
起床。家を出る1時間前には絶対に起きたいタイプ
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7:40
出発
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9:20
現場に出社
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9:30
始業。メールチェック
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10:00
現場で会議に参加。毎週金曜日は大阪と東京のチームで情報共有する。
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12:00
昼食
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13:00
年間のスケジュールに沿ったプログラム改修作業。随時顧客対応もする。
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18:00
終業
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20:00
帰宅。バイクが趣味なので、金曜日は帰宅後、バイク好きが集まるカフェに行くことも。
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24:00
就寝
自社パッケージエンジニア
シーズクリエイティブ事業部(金沢勤務)
教育学部 情報教育コース卒 2011年入社
S.Y
システムサポートを選んだ理由
新人の意見を尊重してもらえると感じて入社を決定地元の石川県内のIT企業を目指して就職活動をしていましたが、どの会社の面接も大きな会議室に学生が座る椅子がぽつんと置かれ、偉い人がはるか遠くから質問するというスタイルでした。ところがシステムサポートの面接は小さな会議室で相手との距離が近く、しかも私の話を真剣に聞いてくれるので緊張が解けて、それまで私が受けた面接の中で一番うまく話せたと感じました。この会社だったら新人の意見もちゃんと聞いて考えを尊重してもらえると思って入社を決めました。
現在の仕事内容
お客様の要望を満たすようカスタマイズを提案し、プログラムの修正から納品まで担当SEとして、自社パッケージ製品である「建て役者」のアフターメンテナンスを担当しています。「建て役者」は弊社が開発した総合工事管理システムで、工務店やハウスメーカー、リフォーム会社などが主なお客様(ユーザ企業)です。
私の主な仕事は、「建て役者」をすでに導入いただいているお客様に合せたプログラム改修です。お客様からご相談を受け、小さな改修であれば「ここをこう直してこうしたらどうでしょうか」のように提案をして、その日のうちにプログラムを直してお客様にお渡しする場合もあります。大きな改修の場合は、改修に必要な作業時間をカウントして自分で見積書を作成、上司に確認してもらいます。そしてプログラムを書いてテストして納品という流れです。要件定義から開発、テストまで、規模は小さいですがシステム開発の工程すべてを任せてもらっている感じですね。
私は入社2年目からお客様を担当するようになり、現在は工務店を中心に10数社のお客様を担当しています。私の担当しているお客様は北海道、群馬、岐阜、京都、奈良など各地にいて、電話でやり取りするだけでなく、大きな改修やお客様側の人数が多いときなどは弊社の営業担当と一緒にご訪問することもあります。お客様先では現状の業務や工程をヒアリングして、どうカスタマイズするか提案したり、操作方法を説明したりします。
こうやってお客様と直接やり取りすると、お客様から「ありがとう」とおっしゃっていただいたり、逆にお怒りの言葉をいただいたりすることがあります。自分のやっていることが役に立っている、逆に困らせてしまっている、といったことが実感でき、自分の成長につながっていると思います。
心に残っている出来事
先輩から引き継いだお客様が、本当の意味で自分のお客様になった少し前のことですが、所属部署で受注した案件で大きなトラブルが発生し、多くのSEがそれにかかりきりになる事態になりました。私自身はその案件には携わっていなかったものの、その案件に携わることになった先輩SEに代わってお客様を担当することになり、一時的にですが私が担当するお客様の数がそれまでの倍に増えました。そのころはトラブルの影響で部署全体が慌ただしく、新しく担当するようになったお客様に対し、当初は「この画面なんですが」と聞かれても「その画面はどこから開くんですか?」と私から質問を返すような状況でした。でも弊社の都合でお客様にご迷惑をかけてしまったら、会社や「建て役者」の信頼に関わります。このためなるべくスピーディーな対応に加え、お客様と積極的に会話して情報を引き出すように心がけました。その結果、お客様から「Sさんがいないと困る」とおっしゃっていいただける関係になり、先輩が担当していたお客様が名実ともに自分のお客様になったと自信を持つことができました。
将来のビジョン
お客様にもっと提案ができるSEになりたいもっと頼られる人になりたいと思っています。技術的にもそうですが、お客様のご要望を聞き出せるコミュニケーション力を身に付けたいですね。今は納品した後にお客さんに「ここは本当はこうしたかったんだよね」と言われることがあります。「ご要望があれば仕様を決めるとき教えてください」と言うのは簡単ですが、お客様からすると「こうなって当たり前」の言うまでもないような機能だったのかもしれません。そういったご要望を聞き出せるようになりたいですね。そして先輩SEのように、SEであっても1人でお客様先で提案ができるようになりたいです。
Message
その会社で働く自分をイメージしてほしい私もそうでしたが、就活中は内定がゴールのように見えて焦ることが多いと思います。でも内定はゴールではありません。私の友人で、きちんと就活をしないで最初に内定が出た会社に決めて、入社後は半年で辞めてしまった人がいます。就職活動で本当に大切なのは、入社してから自分が楽しくやっていけるかを見極めることです。もちろん入社してみないと分からないこともありますが、座談会やOB面談など入社前に現場の社員と関わる機会があるはずです。その会社で一緒に働く自分というのをイメージしてほしいと思います。
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7:30
起床
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8:10
出発
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8:50
出社。まずメールチェックからスタート
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9:30
作業・お問い合わせ対応。カスタマイズのプログラミングを実施しながら他のお客様からお問い合わせやご相談があれば随時対応する。
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12:00
昼食
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13:00
午前中の続きを行う。お客様の工務店は水曜日が定休日の場合が多いので、水曜日はお問い合わせが少なく、木曜日は増加する傾向にある。
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19:00
終業
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19:40
帰宅。夕食後、撮り溜めしているバラエティ番組を見たり、スマホゲームをしたりしてくつろぐ。
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23:30
就寝
プロジェクトリーダー
名古屋支社 BI事業部
数理情報学部 情報通信学科卒 2011年入社
T.C
システムサポートを選んだ理由
社員と話して「こんな人たちと一緒に働きたい」と思ったIT企業を目指して就職活動をしていろいろな会社を受けていましたが、決め手がありませんでした。説明会や座談会で社員と話しても「この先輩と働きたい」となかなか思えなかったのです。ところがシステムサポートの座談会では、社員にどんな質問をしても「作った回答」は返ってこなくて、親身に答えてくれているのが伝わってきました。こんな人たちと一緒なら働けると確信し、入社を決めました。
現在の仕事内容
物流管理システムの開発に上流から参画某自動車製造業の物流工程の管理システムの開発案件に参画しています。このシステムは、工場で製造した車の物流(販売店などに輸送する際の動き)を把握し、効率的に管理するためのシステムです。非常に大規模なシステムで、そのうち私のチームは輸送指示の管理を行う部分を担当しています。
私はこの案件に2年程前から携わっていて、今の役割は、お客様(ユーザー企業)や協力会社と協力して仕様を決めることです。そのうえでメンバーに仕様を伝えてプログラムを作ってもらったり、メンバーが作ったプログラムをチェックして直してもらったりします。スケジュール管理や進捗管理を担当していた時期もあります。
私が現在のようにシステム開発の上流工程やリーダーを担当することになったのは入社3年目のころからです。それまではプログラミングを担当していましたが、チームを移るタイミングで自分から希望しました。それまで開発メンバーの立場でリーダーを見ていて、「もっとこうした方がいいんじゃないか」と感じることがあり、自分でもやってみたいと思っていたからです。
でも実際にやってみると難しいですね。特に今の案件では、協力会社を含めると20数名をまとめなくてはいけない時期もありました。スケジュールを作るにしてもメンバー一人ひとりのスキルを考慮しなくてはいけません。まだまだ勉強が必要だと感じています。
心に残っている出来事
自分が作り上げたシステムが大勢の前で評価された昨年、今携わっている案件にいったん区切りがつくタイミングで、ユーザ企業をはじめ当社や協力会社の社員など大勢の関係者を集めた立食パーティーが開催されました。私も参加したその場で、できあがったシステムの紹介ビデオが流されました。私が詳細設計から携わった機能も紹介されていて、その機能のおかげでどれだけ便利になったか説明がされていました。開発から納品までは障害が多発して夜中まで対応するなど大変な思いをしていましたが、自分が作り上げたものがこのような形で評価されて本当にうれしかったです。
将来のビジョン
もっと土台を固めてプロジェクトを円滑に進めたい仕事をしていて最近感じるのが、私はプログラミングの経験が浅いので、たとえば仕様についての質問には答えられても、そのためにはどうプログラミングをすれば効率的なのかについてはうまく答えられないということです。このため、今後はプログラムもそうですし、ハードウェアなどの土台の知識となる部分をもっと勉強したいと思っています。そういった土台がしっかりすれば、効率の良いやり方が提案できたり、メンバーともっと円滑にプロジェクトが進められるようになったりするのではないかと思っています。
Message
会社の雰囲気が自分に合うかも見てほしい就活をしても、就職先がなかなか決められない人も多いのではないでしょうか。会社を選ぶときは、その会社がなにをしているかも重要ですが、私は「会社の雰囲気が自分に合うか」が一番重要だと思っています。どんなに素晴らしい仕事している会社でも、雰囲気が合わないと働くのが嫌になってしまうと思うからです。会社選びは人それぞれですが、そういった面を重要視するのも一つの方法です。社員との座談会など、身近に働く人と話せる機会を利用して、いろいろな人にいろいろな質問をしてみてください。
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6:30
起床
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7:45
出発
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8:45
現場に出社
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9:00
メールチェック、1日の作業の整理をした後、協力会社の方と打ち合わせ。隣の席に座っている方なので、自席でそのまま会話をする。
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12:00
昼食
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13:00
自分が担当している部分のプログラミング
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16:00
メンバーの成果物が完成したので順番にチェックをする
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20:00
終業
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21:00
帰宅。読書をしたり過去のバラエティ番組を見たりする。
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24:00
就寝
ゼネラルマネージャ
ソリューションサービス事業部
理工学部情報メディア学科卒 2007年入社
Y.M
システムサポートを選んだ理由
いろいろなことにチャレンジできる環境システムサポートはさまざまな領域でサービスを提供しており、お客様の業種・業界も多種多様な点に魅力を感じました。自由にいろいろなことにチャレンジできる環境に身を置きたいという希望がかなえられるのではと思ったのです。
またシステムサポートの会社説明会では、担当者が通りいっぺんの説明だけでなく、私が参加しようとしていたビジネスコンテストの資料についても親身にアドバイスしてくれました。この会社ならビジネスを組み立てるところから携われるのではないかと思ったことも、システムサポートを選んだ理由です。
現在の仕事内容
事業部全体の実務を統括しながら、エンジニアとしても活動私の所属するクラウドコンサルティング事業部では、AWSやMicrosoft Azureといったクラウド基盤を利用する企業向けに、コンサルティングから導入支援や移行、運用・監視といったサービスを提供しています。弊社はもともとOracleをはじめとしたデータベースに強いので、クラウド領域でもデータベースに関連した案件を中心に対応しています。
私の役割の一つは、シニアマネージャーとして、事業部全体の実務を統括することです。たとえば事業部内で進行している数々のプロジェクトの進捗や、営業担当者がお客様をきちんとフォローできているか、あるいはメンバー間で仕事が偏っていないかなどを日々確認し、必要に応じて対策を講じます。
それと同時にエンジニアとして、お客様への提案フェーズから営業担当者と一緒に動いたり、プロジェクトマネージャーの立場でプロジェクトを管理したりしています。私が担当するのは、関係する会社や人数が多かったり最新技術を使っていたりするような、難易度が高いプロジェクトが多いですね。
心に残っている出来事
初めて参画したプロジェクトでお客様から高い評価をいただく入社して数ヶ月で携わることになった、通信会社向けのデータウェアハウス(データの一元管理・分析のためのシステム)開発のプロジェクトです。弊社含め数社から合計で200人程度が参加する大規模なプロジェクトで、弊社はOracleデータベースの担当でした。ただ自分自身は、Oracleデータベースはほとんど初心者。必死で設計や構築に取り組み、少しでも役に立てるようにと人が嫌がる仕事も率先して引き受けました。そのおかげか徐々にプロジェクト内で他社からも頼られ、相談されるような存在となりました。またデータ移行時にトラブルが発生しましたが、弊社は最新技術と安全性を意識した設計をしていたので無事にデータを復元できました。プロジェクトに一緒に参加していた大手企業と肩を並べてお客様からの感謝状をいただくこともでき、自分の仕事の原点ともいえる心に残るプロジェクトです。
将来のビジョン
技術を活かして新しいビジネスを生み出したい我々のお客様である企業には、ITを新しいことへのチャレンジのために使ってほしいと思っています。ただ日本企業のIT予算の多くは既存システムの運用保守に使われているのが現状です。その流れを変えていくようなビジネスがしたいですね。
また私は先日「Microsoft MVP アワード2017」をマイクロソフト社より受賞しました。この賞は、技術や能力が優れていることに加え、コミュニティやメディアなどを通してそれを共有する活動をしていることが受賞の条件です。私が受賞した分野は、日本全体で16名しか受賞していません(2018年4月現在)。今後も自分が持つ知識や経験を広く社会に共有することで、クラウドやIT業界全体の活性化につながってほしいと思っています。
Message
キャリアは後から付いてくる「将来こうなりたい」「将来こういうことをしたい」という思いが明確にあるのはすばらしいことですが、あまりこだわり過ぎない方がいいと感じます。こだわりを強く持ち過ぎて、最初から間口を狭めてしまうのはもったいないですよね。自分の志向に合わないと思っているような仕事でも、まずはやってみて成果が上げられると意外に好きになったりするものです。与えられた仕事に熱心に取り組んでいればキャリアは後から付いてくると思っています。
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7:00
起床
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8:00
出発
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8:50
出社。メールチェックからスタート
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10:00
部内のプロジェクトの進捗確認の打ち合わせ
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12:00
昼食
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13:00
お客様訪問に向け資料の確認
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15:00
お客様先で打ち合わせ
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17:00
帰社。開発など作業を進める
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19:00
終業。同僚と飲みに行く
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22:00
帰宅。自分の好きなテレビを見ることが多い
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24:00
就寝